2008年6月21日土曜日

品川縣ビール

 品川のご当地名産品といえば・・・・・「品川縣ビール」 そもそもは、明治初期の廃藩置県で誕生した「品川縣」。当時の知事が畑だらけの地に産業をと考えたのが「欧米では、ビールというのを皆が飲むそうな」ていうんで、酵母を輸入して造ったのが、最初のビール。品川縣そのものもほどなく統合してなくなり、ビールも消えた!時は130年巡り、秋田県田沢湖町にあった、日本最古の酵母「えど酵母」を使い、女性にも好まれるビールが2003年に誕生。
 品川縣ビールは、明治初期の技術を考証し、長い製造期間をかけ熟成。まさに日本の職人が作り上げたものだ。そういうわけで、製造元は秋田県の田沢湖ビール工場だ。日本一のブナの巨木が生育する奥羽山脈・和賀山塊で育まれた軟水はピカ一だ。生きた酵母をそのままお届けするのだから、作り置きは難しい。注文があってから造るのだから、小瓶ながら、大手ビールメーカーのものと比べるとちょっとお高い。この極上ビールは品川区の酒屋でしか取り扱わないそうだ。特別な時に、ぜひゴージャスに味わって欲しいのだ。
 と、今日、「品川縣ビール」という商材をコミュニティビジネスで扱えないか?というCB研究会が品川駅近くのニッセイのビルで開催された。今日の参加者は7人だったせいか、このビールをひとつ拡売してみるか!というチームは誕生しなかったが、もうひとつ何かがはじけたら化けそうな気がしたのは、私だけではないだろう。いろいろな切り口でコミュニティビジネスを考えるのは、今後も参加していきたいと思った。

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