2009年3月11日水曜日

品川区新長期基本計画発表

3月11日の新聞に品川区の広報が入っています。 町会と町の活動団体の橋渡しとコミュニティ・ビジネスの中間支援をするNPOシービー・シナガワにとって注目したい点をあげてみる。

1.「品川区の持つ力をいかす」では、三つ目の「町会・自治会をはじめとする区民の自発的で自主的な社会貢献活動を行う力、すなわち地域と区民の力。区民と区、あるいは区民同士による協働の力」という点。---これは21年度協働事業提案制度で8つのうちのひとつに私の住む三ツ木町会の「生涯学習プロジェクト」が選ばれた背景があったと思う。これはあとに出てくる「町会塾」の発想と一致し、ワーキンググループの「夢現塾」で推進する道が開けている。
2.次に「施設の拡充」で「区民活動交流施設(旧八潮南小学校跡)を生涯学習・スポーツ活動や区民活動の拠点」という箇所。すでにこれに関して行政や市民団体が検討を始めているわけで、私たちのNPOもこの中の「区民活動の拠点」という部分に関われそうだと考えているところです。
3.21年度予算についての項目では、①地域の支えあい支援(町会ホームページ支援、町会塾など)3228万円、②交流施設(旧八潮南小学校跡)に2億1288万円、③中小企業事業資金融資に15億980万円、④小規模商店街再生モデル事業に1600万円、⑤創業施設等施設開設に1億8570万円などに関心がわいた。
4.小中一貫校では、まだこれから3地区が予定であった。①荏原西地区では、小学校跡地に文化・スポーツ施設が建設され、中学校の活用がとりあげられるだろう。②品川地区、③荏原東地区とある。施設の活用についてはこれから様々に論議検討されていくことになるようだ。
5.最後に、品川区の組織が変わった。「生涯学習課」が「文化スポーツ振興課」となり、「産業振興課」が「商業観光課」と「ものづくり経営支援課」に別れたが、町会・自治会と関わっている「地域活動課」は、ボランティア・協働にも関わることになり、共に、「地域振興事業部」にまとめられた。この組織はまさに「八潮南小学校跡」の運営を支える態勢と一致すると感じた。今後NPOシービー・シナガワの活動をするに当たり押えておくべきことがいろいろあるし、ますます面白くなりそうである。

0 件のコメント: