2010年12月5日日曜日

来年、八潮での活動を本格的にしたーい!

八潮にある4つの小中学校が、ひとつの小中一貫「八潮学園」に昨年からなっています。そこで、八潮南小学校と中学校が空き施設となり、中学校は福祉関連の施設になり、小学校は公民館として区民の活動に使われることになりました。
その施設の北側の1階には、交流施設とラウンジとコミュニティカフェができます。そして、2階には、社会貢献活動をしているNPO8団体が入居し、そこに隣接している交流スペースで活動を拡げていきます。私たちも入居を申し込み先週面接を済ませました。正式発表はまだですが、入りたーい!!
入ったら、単なる事務所ではなく、入居している団体や、近隣の活動団体や地域活動を始めたい区民の方たちが寄れる(食べものは出さない)カフェ(場)にしたいと私は考えています。
リラックスして、アイディアを出し合い、くっつjけあい、仲間作りや、担い手育てが叶う部屋にしたいと考えています。(入りたーい)
オープンは2月で、1月30日がプレオープンイベントがあるそうです。どんなところか、一度見に来てくださーい。(入っているといいですねー)

来年度の話。もういいでしょう!!

来年の話をすると鬼が良く笑うといいますが、今年もあと1ヶ月をきりましたので、もう、真剣に語ります。今年の7月に品川区の協働提案事業の公募があり、品川区保健センターからの事業課題「認知症予防の啓発とプログラムの運営」事業に応募しました。先月に、審査をパスした旨の通知があり、その事業をほんとうに受けるかどうか、事業予算の再吟味と意思確認をしているところです。最終決定は来年2月の議会の承認が必要なのですが、私たち(特にワーキンググループ「健生しながわ」)の、もうひとつの事業として展開していきます。主な事業内容は以下の通り。
1.公募型(広報で告知して募る)の認知症予防の理解を深める講座を2箇所で開催。
2.地域型(自分たちの手で地域の団体に声をかける)の講座を数回
3.認知症予防のプログラムを8人のプログラム支援者(ファシリテーター)で企画運営する。
4.品川区独自の「認知症予防プログラム支援者」の育成を目指した講座立案と育成。

この事業の主たる実施者は8名の「認知症予防プログラム・ファシリテーター」です。
私たちは、ファシリテーターさんたちが円滑に活動を拡げていけるように努めると共に、地域型の講座の開拓をします。更に、この支援者を5年後には200名は育て、高齢者の健康と生きがいづくりに関わるいろいろな人たちや団体と連携し、地域で高齢者の活発な活動を実現したいというのが夢です。

この事業に関わる非常勤プレーヤーを2名募りたいと思っています。この2名の条件は、下記の通り。
1.NPO法人シービー・シナガワ会員であること。ならびに入会の意思がある方。入会希望の方は、NPO法人が来年度開講するコミュニティビジネス講座を受講すること。
2.来年度中に「健康生きがいづくりアドバイザー」養成講座を修了すること。

地域での生きがいの仕掛け人になる講座開催

11月6日、13日、20日の毎週土曜日に、健康生きがいづくりのコーディネーター養成講座を開講しました。これは、品川区の地域振興基金の助成を受けた事業として開催することができました。
品川区の地域振興基金というのは、区内の会社や有志が地域活動が活発になるようにという志が基金となり、品川区の活動間もない社会貢献団体の自立を支援するものです。
NPO法人シービー・シナガワの中のワーキンググウr-プのひとつである、シニアの健康と生きがいづくりを目指す「健生しながわ」の自主事業として企画運営しました。
これに先立って、7名の講師は7月から何度も研修会を開催し、講座の一貫性と内容と講義技術のレベルアップを図りました。
受講者は8名でした。3日間、9時半から4時半まで、内容一杯一杯でしたが、終始熱心に受講いただけました。
終わってのさっそくの反省会では、こんごの事業展開に自信がもて、来年度の開催や他の講座の開催にはずみがつきました。

CBマイスター認定講座が始まりました。

今年は、NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターの中間支援機関育成事業で、全国で6団体のひとつに選ばれました。そこで、10月から、12月まで、途中3週間の事業計画の熟成期間を作って実施します。初日に集まった受講者は14名でした。
講座は全6回。前編3回は、コミュニティビジネスの概要、地域課題の洗い出し、あったらいいCB(コミュニティビジネス)まで、後編3回は、事業計画の立案から仕上げ、さらにそれぞれをつなげるとどんなまちおこしができるかを通して地域コーディネート術を修得します。
今回は受講料無料で開催していますが、来年度は私たちのCB事業として、有料で開催できる手ごたえと内容への自信が生まれています。
開催日は、10月15日、22日、29日、11月26日、12月3日、12月10日の1日5時間、全6日30時間の内容です。

9月18日シンポジウムを開催しました。

9月18日(土)品川区中小企業センター大会議室にて、シンポジウムを開催しました。集まってくださった方は私たち会のメンバーを除いて34名でした。(計画は90名)
第1部の基調講演の堀池喜一郎氏のお話は期待通り秀逸で、氏が提唱する「スマートエイジング」に心から賛同しました。地域にはシニアとういう埋蔵金がたくさん眠っている。支援を待つシニアなんて古臭い考え方を捨てて、元気にパワフルに地域に関わっていきましょう。更に、「生きがい」と「やりがい」を合わせて叶えられるような活動にしていきましょうというお話でした。私たちNPOはコミュニティビジネスをまちづくりのキーワードにしていますから、地域課題の解消を目指して事業するからには「はじめから有償で採算がいくようにすることが肝心という話には「そうだ」と思いました。
第2部は、パネルディスカッションで、堀池氏をはじめ、地域で活動しているNPO法人「すれあいの家おばちゃんち」の渡辺美恵子氏、小山2丁目東部町会の斉藤喜憲氏、地域のコーディネーター養成講座を長年されている伊藤美和氏によるディスカッションは、皆さん気さくでとても楽しく、きっと地域活動に共に連携できると実感できた実のあるものでした。
このシンポジウムは平成22年度品川区地域振興基金の助成で企画運営することができました。